ゆうすい保育園|熊本の企業主導型保育園

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とよおか

【ミーティング】主体性を育む保育

ゆうすい保育園 の保育観を表すひとつに

『主体性』というワードがあります。

 

主体性を育むための保育を

様々な方面から考え、取り組んでいます。

 

2年半ほど前から始めた【ミーティング】は

こつこつと日々の積み重ねがあり

ようやく今の形になってきています。

大きいクラスの園児さん(3.4.5歳児さん)達は

おやつの後の時間で

車座になり【ミーティング】をします。

今日の保育園での出来事の中のことでも、

昨日のお家での出来事でもいい。

 

次の行事のことでも

明日のことでも良くて、

正解も間違いもないので

園児さんそれぞれが

自分たちで思う事を言う・話す

井戸端会議のような【ミーティング】をしています。

 

テーマは日々変わります。

 

この日は

卒園に関するお話しがテーマでした。

卒園についての絵本『そつえんするってことは』の

読み聞かせから始まり

 

園児さんのみんなの意見を聞きます。

 

保育者(先生)は、

あくまでファシリテーター役です。

「卒園するってどんな気持ちかな?」

「みんなでお話ししてください」

園児さん達から意見が出るように

アシストはしますが

先導することはしません。

今月、卒園を控えている5歳児さんが

「かなしいきもち、みんなとあえなくなるから」と

自分の気持ちをみんなの前で発言すると

次々に自分の気持ちや意見を話す時間が続きました。

 

そして

調理の先生からいただいていたお題

“卒園前のお楽しみ給食での

カレーのトッピングを何にするか?”を

みんなで話し合いました。

 

少し脱線してしまいそうなときだけ

軌道修正になるようなフォローを先生がします。

手を挙げて

希望のトッピングの意見を出し合うみんな。

 

みんなからの意見を先生が吸い上げて

調理の先生に報告して

後日のお楽しみ給食のカレーのトッピングにつながります。

 

 

大人が決めた事に指示されるのでは無く

子どもたちが自分たちで意見を出し合い、

決定していく過程を

繰り返し体験していく事が

『主体性』を育む一つの要素だと信じて

これまで様々な方向性から取り組んできています。

 

その一つが

この【ミーティング】です。

日によっては 誰かの発言をきっかけに

保育園での出来事から派生して

テーマから外れていき

その問題を解決するために、、という流れになる事もあります。

 

それもまた良しです!

 

決まった答え、着地点がないからこそ

毎日新鮮な【ミーティング】になります。

 

もうすぐ卒園する5歳児さん達が

3歳児さんだったころから始まった【ミーティング】は

ゆうすい保育園が大切にしていきたい保育観の根幹で

キーワードでもある『主体性』を育むための

一つの大きな役割を担っています。

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